坂の上の動物病院

About 病院紹介

コンセプト

動物の
家庭医でありたい。

坂の上の動物病院が目指す動物の家庭医とは

家庭医という言葉は、日本ではあまりなじみのない名称ですが、海外では広く認知された人の医療の専門分野のひとつです。
家庭医は患者の性別、年齢、臓器、病気の種類を問わず、地域に根ざして、小さな赤ちゃんから高齢の方まで、家族ぐるみでなんでも対応します。
家庭医の中には、「専門はなんですか?」と聞かれたら「あなたの専門医です」と答える方もいます。

動物たちはみんなそれぞれ違います。
同じ犬や猫でも、品種や性別、年齢によって全然違います。
品種、性別、年齢が同じでも、大きな子がいれば小さな子もいます。
のんびり屋さんの子がいれば、せっかちな子もいます。
他の動物と暮らしている子がいれば、暮らしていない子もいます。
他の子が大好きな子がいれば、シャイな子もいます。
ごはんが大好きな子がいれば、ごはんより遊ぶのが大好きな子もいます。
ぽっちゃりな子がいればスマートな子もいます。何を食べてもお腹を壊さない子がいれば、すぐにお腹を壊す子もいます。
痛みを我慢する子がいれば、ちょっとのことでも痛がってしまう子がいます。
みんなそれぞれ違います。一頭だって同じ子はいないです。

動物の品種、年齢、性別、既往歴だけではなく、性格や体格、体質、家庭環境、食事内容、日々の様子を把握し、飼い主さんのライフスタイルを考慮し、身近で、健康な時もそうじゃない時にも、どんなことでも困った時にはまず相談できて、あなたとあなたの動物に合った最良の動物医療を一緒に考えて共に進めていきます。

「あなたの愛しい動物にとっての専門医」、それが私たちの目指す「動物の家庭医」です。

ピックアップ

最新の検査・治療に関するコラム記事

  • 外鼻孔狭窄
  • 治療
  • 症例

外鼻孔狭窄について

外鼻孔狭窄は、パグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリアなどの短頭種に認められる短頭種気道症候群の1つの病変です。 鼻の穴が狭い状態が継続することで、短頭気道症候群はますます進行していくために早期の整復手術が望まれます。 当院で実施した手術したフレンチブルドッグさんです。 縫合部が一時的に脱色し、鼻がピンクになりますが、時間の経過とともに元に戻ります。 ①術前 ②手術直後 ③術後2週間 ④術後2ヶ月

  • 画像診断

歯科レントゲンについて

当院では全身麻酔下での歯科治療を行う際には、必ず歯科用レントゲン検査を実施します。 これによってより正確な診断が可能になり、適切な治療を行うことができます。 ※クリックするとyoutubeで動画が再生されます

当院の「耳の診察」について

外耳炎は犬も猫も頻繁に認められる病気です。当院では耳道の状態を詳しく観察し、ご家族にその状態を見て頂きたいためオトスコープという機器を用いています。 耳の診察の様子はこちら https://www.youtube.com/shorts/NVNF90yEflk

  • 画像診断

エコー検査(ちょこっとエコー)について

エコー検査は現代の聴診器と言われており、簡便に実施でき、とても多くの情報を得ることのできる検査です。診察台の上で立ったままや万歳の姿勢になってもらいササッとエコーを見るだけでも病気の診断や重症度の判定に役立つことがあります。もちろんきちんと仰向けの姿勢になってもらい毛刈りをした上でじっくりと検査することが基本なので状況によって使い分けています。 ちょこっとエコーの様子はこちら https://www.youtube.com/shorts/vyFSzmJKvn0

インフォームド・コンセント

コミュニケーションを大切にしています

当院では、治療や検査を行う際には、ご家族とのコミュニケーションを大切にし、インフォームドコンセントの原則に基づいた透明性の高い医療を提供しています。

当院でのインフォームド・コンセントのプロセスは以下のように実施しています。

・獣医師が診断に必要な検査や治療方法について複数の選択肢を提示し、それぞれの効果やリ スクなどについて詳細に説明します。
・ご家族は、質問する機会を持ち、疑問や懸念を納得いくまで聞くことができます。
・ご家族は全ての情報を理解し、質問に対して満足する回答を得た後、同意または拒否の決定 を行います。

インフォームド・コンセントを実施する上で、専門用語はできる限り使用せず、様々な資料や手書きの説明などを駆使し分かりやすく説明し、ご家族が少しでも安心して意思決定を行えるようサポートしています。

最新のエビデンスに基づいた総合診療

常に新しいの動物医療の知識をアップデートしています

当院の考える動物医療の目的とは、「動物やご家族の抱えている問題を解決すること」「動物やご家族の希望を叶えてあげること」です。ご家族によって価値観や環境は当然異なるので、こちらの価値観を押し付けることなく、最良の答えを探したいと考えています。

また動物は高齢になると様々な病気にかかることがあり、そしてそれが必ずしも1つとは限りません。そのため複数の病気に対して同時に対応するために、様々な診療科を網羅する総合診療が必要です。

当院の考える動物医療の目的を達成するため、そして質の高い総合診療を提供するために、定期的に勉強会や学会に参加し、日々研鑽に励んでいます。また当院で問題が解決できない時には信頼できる二次診療施設へ紹介させて頂いています。

メディア掲載

9月28日発売の「CLASSY.11月号」に、「最良のかかりつけ医」として掲載されました。